2003-01-01から1年間の記事一覧
年末の特番だったと思うが、例の米国兵のリンチさんの救出劇の真相を再現していた。なんとなく、ぼんやりと見ていた、その後、ある評論家(顔は覚えているが、名前を知らない)が次のような発言をした。 「戦争では、あのようなプロパガンダはよくあることだ…
昨日、紹介した岡崎玲子さんのサイト「キャンパスEXPRESS」のリストには2000年9月11日の出来事に対する学生の反応がよく書かれている。http://shinsho.shueisha.co.jp/campus/011019/index.htmlあのテロによる衝撃をどのように受け止めるのか。さらに、私た…
昨日、ちょっとした調べモノから、「キャンパスEXPRESS」http://shinsho.shueisha.co.jp/campus/index.htmlなるサイトと巡り合った。ここでコラムを書いているのが岡崎玲子さんという18歳の女性である。自己紹介を読むと、なかなかの才媛のようで、中学3年か…
テッサ・モーリス=スズキ氏の指摘は続く。先日の日記に挙げたM・クレソンとB・ギンズバーグは著書「ダウンサイジング・デモクラシー」から引用している。 20世紀初頭から進行しているものとして、公共領域もあるはずの政治が「権力者たちにより私益化」され…
http://www.google.co.jp/search?q=cache:JAWigNocttEJ:www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0801871506%3Fv%3Dglance+book+downsizing+democracy&hl=ja&ie=UTF-8&inlang=ja
毎日新聞記事より http://www.mainichi.co.jp/news/article/200302/20/023.html 辺境から眺める http://www006.upp.so-net.ne.jp/ott/bookreviw03.htm 香山リカの対談の感想 http://www.caravan.to/kayama/20.html
今日の朝日新聞の15面に、テッサ・モーリス=スズキ氏の「自らの民主化こそ必要」という記事を読んだ。共感を覚える文章であった。 1990年のアメリカ・ミズリー州のフルトンという町でのレーガン演説のことをとりあげている。フルトンという町は、ウィスト…
公明党の神埼代表は21日未明の記者会見で次のように述べている。 http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200312220262.html 「もっと危ないと思っていた」という表現は、相対的な比較の問題だから、絶対的な危険度を表すものではない。少なくとも現…
イマコラ(03,12,19)http://d.hatena.ne.jp/junhighlow/の方で、シマフクロウのペーパークラフトを紹介していたら、TVでシマフクロウの保護についてやっていた。翼を広げると1.8mくらいになるそうで、日本での猛禽類としては最大の大きさであろう。 絶滅危…
村上春樹の文章を読んでいると、どこか異次元に連れ込まれていくような感じがする。この本の冒頭に猫さがしのために、都市の袋小路に迷い込み、そこで少女と出会う。1994年の出版だから、すでに10年近く過ぎている。第1部の「泥棒かささぎ編」だが、「かささ…
MDというと、手軽な音楽の保存メディアの感じだが、最近、違うMDの決定がなされた。イラク戦争の陰に隠れているようだが、ミサイル防衛(MD)である。http://www.asahi.com/politics/update/1219/005.htmlアメリカの外交戦略の一つに、北朝鮮をどのよ…
そういえば、この前ジュンクドウに行った時、つげ義春の「初期傑作集」のようなものを見かけた。「つげモノ」は、作れば売れる状況だろうと思った。それでも、買いたい衝動にかられた。
何が真実なのかが分かりにくい時代に、プロパガンダの嵐がふきあれている。ルサンチマンの渦巻く国で、殺戮の重層構造が描かれ、無為徒労という結果のシカバネが沈殿する。正義と自由と民主主義がなだらかに傾斜する国では、前方後円墳の死霊がダンスする。…
朝、福岡の天神のホテルを出ると、冷たい雨が降っていた。iPodからはNeil YoungのHeart Of Goldで、黒色のシェルのフードかぶり、身体だけは雨の冷たさは感じなかった。久々のジュンクドウで、角川ムックの「新現実」Vol.01を手に入れた。Vol.02の天皇論が優…
土曜日に高橋哲也氏の講演を聴いた。内容は、ほとんど今までに聴いた内容であった。その講演会の帰りに、BOOK OFFに寄って、村上春樹氏の「ねじまき鳥クロニクル」の上下と「アンダーグラウンド」を買った。昨年は「海辺のカフカ」で年をを越した。今年は、…
フセイン元大統領の拘束はトヨタカップ観戦中の速報で知った。21時過ぎからバグダッドで記者会見があり、拘束後の様子がビデオで映し出された。独裁者は栄華のなごりはなく、狭い穴に身を隠していたらしい。暗く換気だけのためのパイプがある穴倉は、宮殿の…
昨日、サッカーを観るためにTVを夜中につけた。それがために、偶然にも「死の国の旋律−アウシュビッツと音楽家たち」というNHKの番組を見る幸運を得ることが出来た。この番組はゾフィア・チコビアクという老婦人の証言である。今まで、心の内に仕舞ってお…
少なくとも30年ほど前には、生態学は科学のなかではスミッコの存在だったように思う。その当時、生物学では飛躍的に分子生物学が進み、DNAやRNAという言葉も大学の一般教養課程で語り始められた。その陰にかくれて、生態学はひっそりとした生物分野だったよ…
このバンドの歌詞は強烈だけれど そのメロディーとあいまって不思議な世界をつくりだす。NO SURPRISES ごみ溜みたいな満杯の心 ゆっくりと心身を蝕む仕事 癒えることのない傷疲れ果て憂い顔のお前ら 政府を倒せ 奴らは俺たちの代弁者じゃなんかじゃない ・・…
戦争というものは、個人というものを深くえぐりだすのだろう。 それは、平和ボケという平坦な日常に陰影をつける。 しかし、戦争ボケよりはすぐれていることは 言うまでもないだろう。 なぜなら、戦争ボケの根幹は少数の利権の反映であり 平和ボケの根幹は多…
実は、かなり以前に、「くるりはいいよ」という話は聞いていた。 しかし、今日、初めて「くるり」を聴いたのだが 新発見的なイメージがあってよかった。 こんなときには単純によかったと書く方がいいのだろう。
小泉首相の言葉。 「僕も行きたいと思います。」 junhighの言葉 もっといえば 「今すぐにでも、自衛隊と共に私の息子も行かせます。」と 言ったとしても、虚しく、 プチ感動をねらっても、それは、違うでしょうという感覚。「いつの日になるかわからないが、…
昨日の小泉首相の要旨http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200312090255.html がある。ここにはないが、気になったことがある。それは、日米同盟の強調と米国を唯一の同盟国といいきることである。いつのまに、日本とアメリカは運命共同体になっ…
全ての歴史がそうであるように、あの時、どうして、その時を生きた人が戦争への道を反対しなかったろうかと疑ってしまう。先まわりして歴史を眺めることが出来るのなら、今の時点で反対しなければという使命感も生まれたのであろう。今年は6月6日に感じた「…
明日にでも、イラクへの自衛隊「派遣」を閣議決定しそうである。「派遣」は派兵と同じ意味でつかってみた。報道http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200312080273.htmlによると、対戦車砲や無反動砲も携行するようだ。しかし、同時に自衛隊行くな…
ramenさんhttp://kigaru.gaiax.com/home/ramen/mainに指摘されて気づいたのですが、CocoはCoccoの入力ミスでした。 ありがとうございました。
武富士の盗聴事件が世間を賑わしている。こことは関係ないが、先日、知り合いの法律事務所がサラ金の法律相談を受けて、業者にFAXを送った所イタズラ電話があったり、すし屋の出前がきたり、葬儀社から電話される被害にあった。まあ、この報復もなんとも古典…
そういえば、僕はトイレに青木雄二さんの「ナニワ金融道」を置いている。時々、手に取ってみるのだが、この漫画はカネを軸に様々な人間模様が交錯した名作だろう。この漫画を読むと、人間にとってカネというものは、関わらざるえないモノだというのがわかる…
今日は久しぶりに、M酒屋のマスターと会う。 なんだか別居中ということで 僕が離婚したことを知っていて、妙に、共通認識を求めていた。 ように思った。M酒屋に行って、そこの主人と会うのは当然なのだが 途中何度か行った時には 奥さんが相手してくれたか…
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