2004-11-02から1日間の記事一覧

「九条の会」への不満

1条での国民主権と象徴天皇についての関係と9条の平和主義は、憲法成立過程では、重要なファクターであったと思います。 マッカーサーと昭和天皇の関係もいろいろと推測されていますが、マッカーサーが天皇制に固執する日本側に対して危機感を持っていたとも…

政教分離と啓蒙思想

啓蒙思想についても疎いのですが、以前、教育基本法の「改正」問題を考えた時、議論の出発点の一つが、やはり啓蒙思想ではないかと考えました。ここでは、スレッド違いですからふれません。 日本国憲法では、前文において「ここに主権が国民に存することを宣…

政教分離に対する僕のイメージ

政教分離のイメージを自分なりに書いてみます。 「憲法は、国がどういうことをしてはいけないかを基本的に書いている」と僕は考えています。(統治権力への命令)そのような考えをもとにして、憲法20条3項をを解釈すれば、国が宗教的な活動を行うことを禁じ…

小泉被告に対する福岡高裁の公人としての判断

福岡高裁の判決文では、小泉首相の参拝の違憲性について、次のように述べています。 以上の諸事情を考慮し,社会通念に従って客観的に判断すると,本件参拝は,宗教とかかわり合いをもつものであり,その行為が一般人から宗教的意義をもつものと捉えられ,憲…

H16. 4. 7 福岡地方裁判所 平成13(ワ)3932 損害賠償請求事件

◆H16. 4. 7 福岡地方裁判所 平成13(ワ)3932 損害賠償請求事件 http://courtdomino2.courts.go.jp/Kshanrei.nsf/webview/9150D634B0A70BFC49256EA50001E63B/?OpenDocument 3 結論 以上の次第であって,原告らの被告らに対する本件請求は,いずれも理…

参考

日記に「靖国神社合祀対象者」と「諸外国の主要な戦没者追悼施設」の比較がわかるようにしてみました。 http://d.hatena.ne.jp/junhigh/20041018 また、A級戦犯の合祀の経緯については http://d.hatena.ne.jp/junhigh/20041017 で、一応まとめてみました。 …

松平宮司と徳川侍従長の確執

松平永芳宮司の語るA級戦犯合祀と中曽根参拝 http://www2.big.or.jp/~yabuki/doc01-8/yasukuni.htm 私はお受けするということを最終的に決心する前に、いわゆる東京裁判を否定しなければ日本の精神復興はできないと思うから、いわゆるA級戦犯者の方々も祀…

靖国神社に関する所感

JANJANでのスレッドでの僕の発言など